2023年9月9日〜10日に開催された渋谷氷川神社例大祭に初めて参加しました。4年ぶりのお祭りという事で地域の守り神をお祀りする例大祭のご案内をします。新型コロナウイルス感染症の影響がありお祭り好きとしては、今までお祭りが無くて寂しかったので楽しく参加をさせて頂きました。
※この記事では氷川神社が全国各地にある事から「渋谷氷川神社」と記載します。
渋谷氷川神社例大祭とは?
渋谷氷川神社では例年であれば毎年お祭りを開催しています。特に今年は新型コロナウイルス感染症の影響で3年間開催を見合わせる事態になっておりました。2023年は4年振りの開催になります。渋谷氷川神社では3年に1度のお祭りを本祭と呼んでいまして、今年は例大祭本祭が開催出来る特別な年になりました。
渋谷氷川神社ってどこにあるの?
お祭りが開催される渋谷氷川神社は東京都渋谷区東2丁目5−6にあります。渋谷駅からは明治通りを広尾方面に進み、東三丁目交差点を1本入ったエリアが参道になります。渋谷駅からは徒歩10分程で到着する立地です。周りは都会にも関わらず住宅地が広がっており、境内の周辺は昔ながらの緑が沢山ある地域です。一般的に渋谷を思い浮かべると・・・THE 大都会のビル群や大勢の観光客で賑わう繁華街のイメージですが、少し歩いてみるとまだ自然が残る場所が沢山あります。また隣接している國學院大學は神道について学べる数少ない大学であり、青山学院や実践女子学園など徒歩圏内に複数ある文教地区でもあります。
渋谷氷川神社例大祭の楽しみ方
近隣の町会御神輿が練り歩き、渋谷氷川神社に集まる姿は圧巻の盛り上がりです。写真は氷川町会の明治通りから表参道に入る所を一緒に回りました。夕方までに御神輿が集結し、暗くなると盆踊りが始まります。参道から境内までは焼きそば、綿あめ、かき氷・・・など定番の屋台が沢山出展して賑わっておりました。浴衣を着た子ども達もお祭りを楽しんでました。
また舞殿では伝統的な里神楽の演舞も披露されており、地域に根付いたお祭りを体感する事が出来ました。
渋谷例大祭盆踊り’渋谷ツウ’なら老若男女誰でも踊れる渋谷音頭って?
お祭りのクライマックスは、やぐらを囲んでこの夏最後の盆踊り。やぐらの上でお手本を踊って頂いているので、踊りが分からなくても安心です。
東京音頭・大東京音頭・炭坑節はお馴染みですが、渋谷音頭なる踊りがありまして、渋谷の方は全員踊れるという初めての経験でした。
渋谷音頭は「渋谷・愛の街」と共に昭和53年11月に区歌に制定されております。渋谷区立の小学校に通う児童は授業で振付を習うので、盆踊りも上手に踊っていました。盆踊りもクライマックスで20:00過ぎまで盛り上がっておりました。
渋谷区のお祭り情報
渋谷区にはもう一つ歴史がある神社がありまして、渋谷区渋谷3丁目に金王八幡宮です。金王八幡宮の例大祭の見所は道玄坂に14基が集結する連合渡御のお神輿が登場する渋谷最大のお祭りとなっております。昨年は残念ながら開催出来なかった御鎮座930年祭など特別なお祭りになりますのでご興味のある方は遊びに行ってみて下さい。
まとめ
渋谷氷川神社の例大祭のご紹介如何でしたか?
渋谷のお祭りと言えば10月末のハロウィンが有名ですが、本当のコアな渋谷のお祭りは9月に2週連続で開催されています。渋谷に初めて来た地方の方は日頃の混雑具合を例え話で「お祭りでもやっているの?」と聞かれる事が多いですが、これが渋谷のリアルなお祭りになります。
今年は外国人観光客も戻った事でハロウィンの時期に路上での混雑を避ける為に行政も規制している動きがあるようです。本物の渋谷ツウなら9月にお越し頂きお祭りで盛り上がってください。
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