信州・野沢温泉村のご紹介
秋も深まりつつある10月の初旬に長野県にある信州・野沢温泉村に行って来ました。
目的は標高1300mにある湖畔の「スタカ湖キャンプ場」で、友人たちと1泊のオートキャンプを楽しみました。標高が高いので、空気が澄んで夜は星空がとても綺麗な場所です。
冬はスキー場として有名な場所ですが、夏はキャンプ場として運営しています。
また、山の麓には日本を代表する温泉街があり、年間を通じて観光客が多く来ております。
ここの街のウリは13カ所ある外湯巡りとスキー場、温泉街散策が全て「歩いて楽しむ事が出来る」事で、全国を探しても中々無い立地では無いでしょうか。筆者も夏~秋~冬通じて大好きな観光地です。因みに自治体名に「温泉」が付いているのは野沢温泉村が全国で唯一です。
今回は、そんな魅力たっぷりの野沢温泉村にて本格的な「温泉玉子」を作るご紹介です。
野沢温泉で温泉玉子が作れる場所は?
野沢温泉村では、観光客も温泉玉子を作る事が出来る場所が5カ所あります。
①上寺湯(共同浴場)〒389-2502 長野県下高井郡野沢温泉村豊郷8961
②熊の手洗場(共同浴場)〒389-2502 長野県下高井郡野沢温泉村豊郷8955
③松葉の湯(共同浴場)〒389-2502 長野県下高井郡野沢温泉村豊郷9481
④十王堂の湯(共同浴場)〒389-2502 長野県下高井郡野沢温泉村豊郷9604
⑤ミニ温泉広場ゆらり(※冬期は雪のため閉鎖です)〒389-2502 長野県下高井郡野沢温泉村豊郷9301−2
今回は④十王堂の湯(共同浴場)側の温泉玉子コーナーで作ってみました。
本格的な温泉玉子の作り方~オススメは温泉に漬けて19分~
卵はどこで買えば良いの?
温泉玉子を作るには生卵が必要です。道中のスーパーで購入したもので作ってもOKです。
野沢温泉村内では「Yヤマザキショップ野沢久保田屋店」さんで購入が出来ます。生卵Lパック10個入りで295円(税込)でした。少し小ぶりなMサイズ10パックや生卵1個からでも購入できます。今回は網も一緒に1つ35円(税込)で購入したので330円でおいしい温泉玉子が10個作れます。なお、卵は新潟県津南町で収穫された新鮮な卵を購入出来ました。
トロトロ温泉玉子の作り方のご紹介
十王堂の湯の共同浴場脇に温泉玉子を作れるスペースがあります。
温度が低下しないように木蓋がしてありますが1つずつ外して入れる事が出来ます。
この時は先客がいました。
①網に卵を優しく入れる(くれぐれも殻を割らないように)
②注意書きを読む ~卵以外は茹でるの禁止~
③温泉に卵を付け、スマートフォンのタイマーで「19分」セットする
案内には温泉に漬ける時間は20分~25分とありますが過去の経験から「18分~19分」が好みの黄身の堅さなので今回は「19分」で作ってみます。黄身の感じはこの後の実食の所でご確認下さい。
④温泉玉子が完成するまで待つ
完成まで少し時間があるので、近くの「ハウスサンアントンジャムファクトリー Haus St. Anton Cafe & Jam Factory」さんで野沢菜おやきを頂きました。1個250円です。注文してから蒸してくれるので熱々を食べる事が出来ます。
⑤温泉から玉子を回収し完成 ~中身は食べてからのお楽しみ~
温泉玉子を作る際の注意点
野沢温泉村の「湯仲間」さんのご厚意で場所を使わせて頂いています。観光客の皆さんは以下の点はしっかり守りましょう。
①朝8:00より前には利用しない。旅館の朝食でお客さんに提供する時間帯は控えましょう。
②営利目的で大量の温泉玉子を作るのは禁止。個人が食べる分だけ作りましょう。
③野菜など卵以外のものを茹でない。
④温泉の温度が熱いので火傷に気を付ける。個人的に感じました。お子さんと旅の思い出として一緒に作る時等くれぐれも気を付けて下さい。
また・・・野沢温泉村では「湯仲間」と呼ばれる地元の方だけが利用できる「麻釜熱湯湧泉」がありますが、ここも観光客は立ち入り禁止で外から見学のみになります。
完成した温泉玉子を食べてみる
今回は野沢温泉村で作った温泉玉子をお持ち帰りでお土産にしました。自宅に帰り1個食べてみると・・・トロトロの白身の中にしっかりとした黄身が登場!100点満点の出来でした。
温泉玉子を使ったアレンジメニューのご紹介
野沢菜を使ったメニュー
冬にスキー場に来た時にお土産で購入する「はんごろしキムチ」を「黄金屋物産店」さんで購入しました。刻んだ野沢菜とキムチを和えたお漬物です。そのまま食べると激辛ですが、ご飯と混ぜるととてもおいしいです。
野沢菜の漬物ともばっちり合います。こちらは、野沢菜本舗さんで購入の「野沢菜の地ビール漬け」で野沢菜を地ビールと和からしで漬けたもので、そのままで食べてもとてもおいしいです。温泉玉子にもバッチリ合いました。
海鮮丼には普段が卵黄をのせると味がまろやかになります。今回は特別に温泉玉子で頂きました。
野沢温泉村と温泉玉子の考察
今回は、野沢温泉村とトロトロ温泉玉子のご紹介記事をお伝えしました。基本は冬にスノーボードで来訪するのが好きな場所ですが、夏~秋も充分に楽しむ事が出来ます。今回の旅のメインはキャンプでしたが、温泉街に宿泊し、ゆっくり街を歩いてみるのも楽しいです。北陸新幹線飯山駅からのアクセスも良く、新幹線を使えば2時間半程で東京からも行く事が出来ます。是非秋の紅葉シーズンに訪れてみて下さい。冬もオススメです。
記事を最後まで読んで頂きありがとうございました。次回は家庭でも簡単に出来る温泉玉子の作り方の記事をお送りします。楽しみにしていて下さい。
コメント